なんとかするから、なんとかなる

エンジニア関係のことを書きます

Unite2017 参加しました その10

ゲームの見た目も盛ったら変わる!!!!ヤバい!!ポストプロセス!!入門!!!!!!!!!

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ポストプロセッシングとは

レンダリング後の画像に対して、見た目を豪華に、綺麗にすることができる。

Post Processing Stack

ポストプロセッシングをするための、アセット

おすすめ設定

  • ColorSetting = linear
  • Rendering Path = defferd
  • HDR = ON

弱点

  • AnimatorでAnimationをつけることができない  ⇨ スクリプト経由でアニメーションはつけられるが、アセットに対して破壊的変更をするため、オススメできない
  • シェーダバリアントを大量に生成してしまう。各機能の組み合わせに最適化されたシェーダが作成されてしまう。ビルドがやたらと長くなる。

Anti Aliasing

FXAA

軽量なアンチエイリアス、便利だけど品質低い

特徴

境界線を見つけ出して、そこにぼやっとつける。

TAA

こっちの方が高品質なアンチエイリアス

特徴

ピクセルに対して、サンプルする点をサブピクセル精度でランダムに変更する。 ジラジラ感を消すことができる。

引数について
  • Jitterを変更することで、処理速度が変わる
  • stationaryは周囲の影響を受けるピクセル数を変更する

Anviant Oculution

エッジ強調を行なって、映像のホリをくっきりさせる。くぼみが際立つ

Screen Space Reflection

  • レンダリングの後に、3D情報を元に、反射すべきものを判断して、反射させる。
  • そもそも画面にないものは反射しないので、見切れている場合は、ぼかすなどでごまかす。
  • 処理が重い
  • Defferd Shading限定

Width Modifier

見えないものは基本的に詰まっているという前提であるが、このパラメーターで見えない部分の詰まっている距離を抑えることができる。

Depth of Field

フォーカスを合わせる。近くにピントを合わせたり、遠くにピントを合わせる。 すごいこだわりを感じる機能

Motion Blur

シャッター速度が遅い時にできる、ブレをだす。

Eye Adaption

  • 画面の明るさを自動で制御することができる。
  • 急に明るいところに出た時などの目の慣れを表現できる
  • ComputeShader必須
  • AutoExposureなどの露光を変更することも可能

Bloom

発光、光っている感じを出すことができる。

Color Grading

明るさと色調の設定をすることができる。 トーマッピングで、白飛び黒潰れをなんとかできる。

Clomatic Avalation

レンズの歪みを再現することができる。

Grain

フィルムのザラザラ感をつける。拡大した時にザラザラして見える。

Vignette

カメラの周辺に黒枠をつけることができる。

Dithering

グラデーションのシマシマを消すことができる。